ランプパターン¶
ランプパターンフォーマット¶
PitTouch Pro3本体の前面パネルの四隅に3色(RGB)ランプがあり、4つのランプは同じ色で同時に点灯する。
ランプパターンは点灯時間(ms)と色で指定する。
点灯時間,色...
- 点灯時間は、各色の点灯(消灯)時間を10-500msで表す。10の倍数であること。
- 色は消灯+7色を指定する。最大30個。
- 消(0)、青(B)、赤(R)、紫(M)、緑(G)、水(C)、黄(Y)、白(W)
例: 500ms赤点灯、500ms消灯、500ms青点灯、500ms消灯
successLampPtn: "500,R0B0"
例: 100ms緑点灯、900ms消灯
waitLampPtn: "100,G000000000"
successLampPtn
は成功時、failLampPtn
は失敗時のランプパターンを指定する。指定したパターンで一度だけランプ表示が行われる。
waitLampPtn
はタッチ待ち受け時のランプパターンを指定する。指定したパターンでのランプ表示を繰り返す。
なお、以下の文字列が指定された場合は特別処理が行われ、「置換パターン」に置き換わる。
文字列 | 表示 | 置換パターン |
---|---|---|
"RAINBOW" | 虹パターン | "100,YGCBMRYGCBMR" |
"" (空文字列) | 消灯 | "100,0" |
例
waitLampPtn: "RAINBOW" // waitLampPtn: "100,YGCBMRYGCBMR" と同じ
Pro2互換¶
Pro2は前面パネルに2系統(上下左右と四隅の2系統)のランプがあり、それぞれ別に色を指定することができた。
Pro3ではPro2のコンテンツセットとの互換性をとるために、以下の仕様で動作する。
(以下、waitLamp
のみで説明するが、successLamp
, failLamp
も同様)
waitLampPtn
(Pro3用)が指定されている場合は、Pro3のランプパターンで動作する。waitLampPtn
が未指定でwaitLamp
(Pro2用)が指定されている場合は、Pro2互換パターンで動作する。- どちらも指定されていない場合は、
waitLampPtn
のデフォルトパターン("100,G000000000")で動作する。
Pro2互換パターン仕様¶
- 点滅モードが0の場合、ランプ1の値のみを使う。もしランプ1の値が0(消灯)なら、ランプ2の値を使う
- 点滅モードが1の場合、ランプ1の値、ランプ2の値、で交互に点滅させる
例
パターン | Pro2 | Pro3 |
---|---|---|
"BR0S" | ランプ1青&ランプ2赤→消灯 の繰り返し | ランプ青→消灯 の繰り返し (ランプ1の値を使う) |
"B00S" | ランプ1青→消灯 の繰り返し | ランプ青→消灯 の繰り返し (ランプ1の値を使う) |
"0R0S" | ランプ2赤→消灯 の繰り返し | ランプ赤→消灯 の繰り返し (ランプ1が0なのでランプ2の値を使う) |
"BR1S" | ランプ1青→消灯→ランプ2赤→消灯 の繰り返し | ランプ青→消灯→ランプ赤→消灯 の繰り返し |
(参考) Pro2仕様¶
前面ランプパターンを以下のようなフォーマットの4文字で指定する。
"ABCD"
・A、B:それぞれランプ1、ランプ2の色、以下のように色を表すアルファベットで指定する。
色と指定文字の対応:消(0)、青(B)、赤(R)、紫(M)、緑(G)、水(C)、黄(Y)、白(W))
ランプ1:各辺中央にある4つのランプ
ランプ2:頂点上にある4つのランプ
・C:点滅モードを指定する。"0"だと全てのランプが同時に点滅、"1"だとランプ1とランプ2が交互に点滅
・D:点灯間隔を指定する。"L"だと長い間隔でゆっくり点滅、"S"だと短い間隔で点滅、"N"だと間隔無く点滅
なお”ABCD"の代わりに特別なパターンとして"RAINBOW"を指定すると、色が次々に切り替わる虹パターンとなる。
また"ABCD"の代わりに"0"を指定すると、無点灯となる。